ずっとやりたかったペルソナ3(以下P3)を、リメイク版でやっとプレイできて、クリアできた。
2/11に購入したので2週間ちょっとくらいかかった。
色々調べたりせずにプレイしたので未解除の実績がいくつかあるし実績とは関係ない内容もいくつかまだ未クリアだったり読めていなかったりするので、その部分はこれからプレイしよう。
忘れないうちに全体的な感想とか、後発のペルソナ4(以下P4)とかと比較した部分とか、気に入った部分とかを色々書いていこうと思う!
⚠P3はもちろんP4もついでにネタバレとかしまくりかもしれないから気をつけて⚠
●総評 神ゲー★★★★★★★★★★
めちゃくちゃいいゲームだった!
事前に聞いていた評判では「P4に比べてキャラが暗い」というものだったのでP4が大好きだった自分としてはちょっと不安だった。特に順平の評判が悪かった(陽介からいいところ取り払った存在、みたいに伺ってた)。
ただ思っていたよりも、いい描き方をされてしまったので、大体のキャラが大好きになっちゃったね。特に順平…(後述)。
リメイク前とPSPをやってない身ではあるけど、ほんとによかったな~。
じゃあいろんな点について触れていこうかな。
★戦闘システム・デザイン
難易度NORMALでプレイした。難易度変更前の「作った側が意図してたであろう流れ」を感じたくてあんまり簡単にも難しくもしないのが好きなので今回もそうした。なんか「この敵強かったよね」「こいつで稼げたよな」みたいな思い出を獲得する機会が増えるかなって。
ただ、まぁまぁ慎重に稼ぎ気味にプレイをしてしまったのでリソースのない序盤を超えたらほとんど戦闘面での苦労はなくなってしまった。ドラクエ6の作業的なレベリング(熟練度上げ)で育ってきたおれにとって「戦闘で勝つとなんか色んなものもらえますよ」というシステムはきもちよすぎた。その結果、全く計画的ではないので戦闘で得たスキルカードやアイテムは大量に余った…けど、お金は全書呼び出しとかのせいで簡単に枯渇しそうだったのでそんなもんなのかも?
バトル自体はP4とそこまで変わらずに弱点でダウンとってラッシュかけて終わり!というもので難易度は低い。ただ序盤に関してだけは「順平(火)とゆかり(風)しかメンバーがおらず、その他の属性を主人公が一手に引き受ける」というスタイルしかなく、今作から光・闇のダメージ魔法も追加されたのもあり、SP枯渇問題が常につきまとった(光・闇魔法はペルソナ5から追加されたりしたのかな。少なくともP4Gにはなかった。2属性を即死魔法で埋めるのは勿体ない…というか意味不明だったので属性の特徴を出すのに良い調整だと思う)。
P4Gではシャッフルタイムで戦闘後にSPを回復するカードがあったり、拠点で狐に有料で回復してもらうなどの手段が豊富だったので輪をかけて難易度が低かったけど、それを意識してかP3RではSP回復手段がかなり削られてるという印象だった。キモチは本当にわかる。その工夫の甲斐もあって、無思考で作業的に見敵必殺を繰り返している場合、かなりSPが厳しくなる作りだった。中盤からは「吸魔」で主人公が敵のSPを吸い取れるようになり、全属性を好きに振るえる主人公が好きに魔法を使えるようになるので「時間をかける限り無限に戦える」というスタイルに変貌する。した。もう最終的にSPを吸い込んでるときが一番きもちかったかも。←大丈夫?
今作には各キャラごとの必殺技にあたる『テウルギア』が実装されており、これが敵の耐性を無視する性能をしている。リメイク前から元々あるものかと思ってたけどリメイクするにあたって実装されたものらしい(あと1MOREをとったあとのシフトも)。もしかしたらテウルギアの影響もあって弱点をなくしたボスや敵が多数いるかも、というくらいには結構強烈な技が多かった。みんなカッコよかったし、普通に好きな要素だからこれのあるP4もやりたいな。
厳し目な表現すると途中から戦闘は完全に作業になる。ラッシュの演出のスキップや高速化もできないし、稼ぐ必要性もなくなっていくので、不要な戦闘は避けてもいいんだな~って260階くらいで気付いた。おっせ~。稼ぎ行動が好きすぎる。あんまり戦闘しないほうがバランスよく楽しめるかもね(本当にずっとそう思ってゲームやってるのについ稼ぎ気味に動いちゃうので今回はその意識が足りていなかった)。
音楽も飽きなくてよかったな~。ベイベベイベベイベベイベ…(背面攻撃失敗のテーマ)
ストーリー
説明の足りてない部分が多数見受けられた気がするけど、嫌いじゃない!!!
最初の仲良くなさそうな感じも「みんな陰気だから」じゃなくてちゃんと理由があったし、ちゃんとまぁまぁみんな仲良くなったし、終盤の「じゃあもう世界終わりだから」って展開でも「負けねぇから、オレ」ってみんな言っててさ、成長いっぱいしたねぇ(泣)(泣)(泣)(泣)ってなったよね。
結末について
最後主人公が死んだっぽい描写だったね。「死んでるわけねーだろw」ってキモチでいたけど、綾時との分離・最終バトルの全HP消費技使用の反動とか、納得行く要素はいっぱいある。これで敢えてわざわざどっちともとれるような表現にするの、あくどいね…!正直どっちであろうとそれはそれでいいかなってキモチだけど、死んでてほしくないな~みんな悲しんじゃうよ。アイギスも泣かないで。
よく考えたらP4U(ペルソナ4の格ゲー。ゲーセンでこれを見かけておれはP4をやろうと決意した P4U - ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ - )でもこのP3主人公は居なかったからなんかまぁ居なくなるんだろうなとはちょっと思ってたのでショッキングじゃなかったのかな。よく調べたわけじゃないけどP3Fes?か何かにある、本編の後日談みたいなやつ?では普通に死んだのが正史らしいね。じゃあなんでリメイクでもっかいぼかしたんですかね…?
チームについて
仲良くなり方とか、結束のあり方とか、謎への関わり方がP4とは大きく違っていたな~と強く感じた。
P4は、
誰かがテレビ入る → そいつのシャドウが出る → シャドウが本音っぽいようなことを言いまくる → なんやかんやあって倒してそいつは受け入れる → 仲間になって一緒に謎を追う
って展開で仲間になっていったので、「人格的な恥ずかしいとこはもう大体みんなに見られた」「しかもそのままだと死んでたところを救われた」という前提があったので違和感なく仲間になれたしそこに疑いの余地は誰にもなかった。最初に仲間になったやつほどお得すぎる…。
P3は、
謎がある → なんかペルソナ出せるやつを集めちゃいました → 謎を追うぞ!!
だったので、その謎が何なのか全員わからんし、モチベーションも結束もないし、仲良くなる理由がもう全然ない。ゆかりがおみつ(美鶴さんのこと。こう呼ぶと蔑まれそうだよね)を全然信用してなかったのもまぁしゃーないよね。意味わからんし。
P4はペルソナ(人格)の二面性がかなり強調されてて、P3はなんだろうね。時間の経過でみんながほだされて変化していく、っていうのが強調されてたのかな。いっぱい時計のモチーフもあったしね。あったよね…?自信なくなってきた…。まぁでも全然関係ないかもしれない。P4も時間の経過でみんなもっと仲良くなってるし。みなさんはどう思いますか?よかったらコメントしてください(Youtube)。
P4は主人公が先輩で、P3は主人公が後輩だったのもプレイしていて結構違って感じた。逆だとうまくいかないんだろうな~。
一番気になったところ。美鶴さんも明彦もかなりしっかりした人格者なのに探索においてリーダーシップを発揮しないのはちょっとだけ違和感だったかな。この2人が危険領域の指揮を他人に任せるの、冷静に想像しにくくない?
最初期は美鶴さんはナビ役をしてて、明彦は怪我してるから仕方ないんだけど、「学年が上で」「しっかりしていて」「前々から探索やってて」「因縁があって」、他人に任せることある?
まぁそんなこと言ったら話が全く進まないと思うし、異常なペルソナ使いで指揮もイイカンジにやれてる主人公クンがかなり信用された、って捉えるのも全然イイよね。
ちょっと説明不足で納得しがたい部分
幾月さんわけわかんなかったな~。テキストしっかり覚えてるわけじゃないからうまく捉えられてないかもしれない。破滅主義者で、かなり計画的にみんなを操作して望みを達成しようとしてたんだろうけど…。動機がハッキリと描かれてなかった気がするけど、どうでしたっけ…。何より、本性・目的を隠蔽しまくってたの凄い。凄いんだけど割りと急展開に感じられちゃった。ゲーム内で取得できる文章でもこのあたりの補完は足りなかったけどあんまり覚えてないだけかも。
まぁでもあいつ最初から怪しいと思ってたんだよな~(おもろくないから…)。
なぜか幾月があの日アイギスを制御出来てたのもわけがわからない。そういう要素あった?リモコンとか?なんかおれ見逃したかな…
大晦日に、主人公だけが綾時を殺せるから、という理由で主人公だけが綾時に会いに行くのも(まぁゲーム的にはしゃーないんだけど)そうなの!?ってなった。みんなが「まぁ立ち向かうよなw」「わかってるよなw」って送り出して、バッドエンド行きの滅びの選択肢を一人で勝手に選ぶのおもろかった。コンセンサス(合意)なさすぎる。これはしゃーないのでまぁいいか。っていうか「一人でこい」ってそもそも言われてたっけ?自信なくなってきた。
幾月の、ゆかりパパビデオ完全偽造は…もちろん異常だけど…まぁいいか笑。技術力高すぎるだろ…。
あとは…天田くんがあまりにも子供すぎて大丈夫か?ってずっと心配だった。こんなちっちゃい子戦わせちゃだめだよ…。高等部の1年の生徒とかじゃだめだったのかな。これを踏まえてか、次回作P4から子供要素は失われていきます(勝手に決めつける)。天田くんが高等部の生徒でも荒垣とのやり取りは破綻しないんじゃないか…?って思ったけど「オマエには未来があるから生きろ」っつってたから子供の方がその思考はより際立つのかな。ちょっと納得。勝手に解決したわ。
キャラ
一番書きたかった。各キャラに触れていこう。
★順平
最初の方で書いたけどマジで前評判が悪かった。その上、特に説明もなく主人公にキレ散らかしてきたのも「なんやこいつ」度が高まった。P4だとそういう「認め難いニンゲンの醜い感情」みたいな部分はシャドウが全部見せてくれた上に本人も「そっすね…」って受け入れてくれたけど、P3ではそんなものはなかった…。ただ、それはそれとして主人公にそういう感情を持つのは不自然ではないとも思う。同じようなタイミングで謎に触れ始めて、でも自分より主人公のほうがずっと評価されてて…という状況で「すごいなぁ!俺も負けないぜ!」ってテンションでいられる人はそうそういない。まだ関係性の構築も甘いだろうし。
ただそういう「ニンゲン的な未完成さ」を表現しきれていたのもまた順平しかいなかったと思う。ゆかりの美鶴への不信感は理由があるし、風花はちょっと軟弱だったくらいだし、美鶴は完璧超人で、明彦もちょっとおかしいけど人格者だし、コロマルは犬ッコロだし(そんなことゆわないの!)、天田くんは未完成以前に未成熟だし、アイギスは兵器だし…(そんなことゆわないの!2)(これは別にみんな成長していない、という意味ではない!)。
P3・P4通して、一番良かったのが順平とチドリちゃんとのくだりだった。
スケベで軽薄なバカが、「なんか変なのおるなぁ」で気になった女の子と仲良くなって、なんか騙し討ちみたいなのされちゃったけどまぁずっと心配で、ずっと献身的にお見舞いとかいきまくって…っていうのを経て、互いに大事な人になりあったの、よかったね…。ニンゲンドラマにしては珍しく、一目惚れでもなく、出会い方が強烈だったわけでもないのもちょっと特異じゃない?そうでもないかも。まぁでもなんかメインキャラにあるまじきさりげない感情の変化具合じゃなかった?寮の騙し討ちイベントを除いたら道端お絵かきとお見舞いしかない。
そこから、命を捧げるくだり、よかったな。P4においてはペルソナ能力そのものへのスポットはあたってなかったから、これはP3でしかできない描き方だったかもね…。ストレガの偽トキ(アミバ)とジン(タカヤっぽい見た目すぎ)の二人よりも明確に精神的に救われてる。
で、色々あってチドリ復活するじゃん…それでめちゃくちゃ主人公に嫉妬心を持ってたクソバカが世界破滅の数日前に「生きてて一番幸せだよ」って言うようになるの、スゲ~~~~心にキた。その後にめちゃくちゃ立派になるみたいな精神性の変化があるわけじゃないけど、それもなんか等身大でよかったね。急にはそんな変わんないから。でもそういうのでいいと思う。影時間の記憶はなくなっちゃったけど幸せになってほしいよね。
なんか復活した理由について、記憶なくしたチドリちゃんの目の前で医者がべらべら喋ってたのは「それは、いいのか?!」ってビビった。患者の前で意味わかんねー話しないであげて!
というわけで、おれは順平が一番イイキャラだという結論に達しました。戦闘での使用率は一番低いんですが…(半端な火と物理というのがどうも…)。
★ゆかり
美鶴ちゃんへの不信感が強すぎて爆笑した記憶がある。そんなに不穏なチームにしたいのか、と…。ただ前述したけどそれにはちゃんと理由はあったし、わだかまりがなくなって「ゆかり」「おみつ」と呼び合う関係性になったのはよかったね(嘘)。
印象に残ったのは恋人になるかならんかみたいなとこで、まぁならんかったんですけど、恋人にならなくてもイイカンジの関係性を築けていけそうでよかったすね。いや全キャラ普通に当たり前にそうなんすけどね。破綻したらチームになんないから…。
意外と印象ないかもだけど多分この子居なかったらバカと引っ込み思案と真面目と真面目の寮になって終わっちゃうかもな~って気もするね…。りせちー要素もチエちゃん要素も一手に引き受けてるから大変だったかも。
もちろんかわいいと思うし、なんか思ったより写真いっぱい撮ってる。変な衣装のとか。
順平にセメントだけど、なんかチドリと主人公がいなかったら結構カップルになりそうなペアだな~ってくらいには程よかった。
回復性能も高いから風魔法1種類だけでも割りとボス戦に連れていったりしてた。
あと関係ないけど「岳羽」が全然読み慣れなくて「ガクバだっけ…?」ってたまになってた。おれ学力1かも。
★風花
Twitter(現X)でも言ったけど、タルタロス探索中にナビ風花を呼び出すと「え…(何…?怖…)」みたいな感じなのちょっと悲しかったな。悪いことしてるみたいで。
あと風花ちゃんが読書か土いじりしたそうなときに話しかけて「うーん今日はええわ」って断ったら「ごめんね」ってかなしそうに言うのもしんどかった。申し訳なくなるから。
この子めちゃくちゃおとなしいのにデザインめちゃくちゃ攻めててすごいよね。よく見たらすごい短髪だし、なんか制服の下にスゲ~~青いの着てるし。
黒ギャルとなかよしなのおもろいよね。ニンゲン、そういうところある。よくわからない属性の人となんか仲良し、みたいな。そういうの良いと思う。
順平およびユカリッチのとこでも書こうと思ったけど、チドリ復活に際して順平の喜びようを聞いて泣いてたの良かったよね。強調するけど、多分、チドリの復活そのものじゃなくて順平が喜んでたことに泣いてたと思う。思い入れの順序と寮のションボリ具合を見て、やっぱ感化されちゃってたよね。違ったらごめんね。
ユカリッチと風花ちゃん、2人ともめちゃくちゃいい子のペアで仲良しで普通に良かったな…。
戦闘面だと、テウルギアを上手に使うのが難しかった。
パーティ全体のHPかSPがみんな減ってたらそれを回復してくれるけど、そうじゃないとき、みんなに攻防速バフをかけるか、物理と魔法の次の攻撃を2倍にする、のどっちかをかけてくれる。HPSPは減ってれば「まぁ回復してくれるでしょ」って予想つくからいいんだけど、バフの方は何が条件なのか把握できなかった。戦闘開始直後、全員に攻防速バフがかかっているときに呼び出したらこれらのバフを追加でかけてくれた。みんなの攻防速バフがないときに呼び出したら2倍の方をかけてくれた。どういう基準?
テウルギア詠唱ボイスが優しい声なのよかったな…。
こんな優しい声した子に申し訳ないことできないよ…(来世では、全股する)。
★美鶴
おみつ…。この人完璧超人すぎん?いいんだけどもっとこう、弱点が欲しかったよね。いや監視カメラ映像ではなんかファッションにちょっと思い悩んでたんだけど…そういうのじゃなくてね。お嬢様だから世間知らず、とか、処刑が口癖、とか。そんなんじゃないんだよね。料理下手属性はP4で死ぬほど見たから、そういうのでもなくてぇ…。
本読んでるときに後ろから驚かすとめちゃくちゃびっくりしてくれるとか(そのあと1週間くらい冷たく扱われる)、全然画力がないから似顔絵を描かせようとすると逃げるとか(強引に迫ると2週間くらい視線を向けてもらえない)、ゲームめっちゃ下手とか…。あってほしいよね、そういうの。
もう↓こうやってずっと言ってるしずっと驚いてるだけで楽しいね美鶴さん
あまりにも艶(あで)やかすぎるので次回作ではセクシーすぎる仲間女性要素はオミットされました…。
お父さん亡くなっちゃったときの憔悴した感じは可哀想だったから、元気になってよかったョ…。
1周目では1人を対象とした進め方をしたいので恋人にはならなかったけども、なってたとして、そして主人公が死ななかったとして、美鶴ちゃんの夫になるのが一番見たいかも。なんでだろうね。
っていうか「別に…」とか言っちゃいそうな主人公と全然相性よくなさそうじゃない?そういう選択肢を選ばなければいいだろ←ふん、おれは全編通してそうした。
バトル面では、テンタラフー(消費SP10)を1回も使いませんでした…(効くか効かないか分からない状態異常より、ダウンを取れるか、ダウンを取れる可能性のある攻撃を選びがち)。PS2では味方キャラを操作できないから勝手にテンタラフー(消費SP10)を使ってたらしいけど、マジ?たまにコンセントレイト(次の魔法の威力2倍)(消費SP15)のあとに!?世界はドラクエ4から何も学ぶことはできなかった…?
まぁでもP3Rでは操作できるのでその辺は問題なくて、普通に氷と防デバフバラマキ役として活躍してくれた。特筆すべきなのが第2テウルギア。前述したけどこれは今作からの追加要素で耐性無視の大ダメージなんだけど、彼女の第2テウルギアはダメージの追加効果で「攻防速デバフ」を与えてくれる。自動ランダマイザ偉すぎる!効果時間の更新が間に合うような頻度でテウルギアを撃てるわけじゃないんだけど、デバフかけ直しの手間をダメージつきで回避できるのは普通に有用だし、全テウルギアの中でもボス戦とかでかなり有用な部類だな~って思った。実際はそうじゃないかもしれないけどおれは好き好んで連れて行った。ペルソナシリーズのバフ・デバフの効果エグくない?
★明彦
普通に真面目ないい男。ブン殴りタイプのバカかと思ったら全然普通に賢い方なのなんなんだ?
「タルンダ先輩」という呼ばれ方だけ知ってた(タルンダは攻撃デバフ)。「AIが勝手にタルンダしまくるからそういう蔑称なのかな」って思ってたけどどうやら普通にAI時代からそれで普通に強かったらしい。「敵をぶん殴りたくてしょうがないぜ」みたいな雰囲気を醸し出しつつ、敵の攻撃力を下げまくるデバッファーの鑑。かっこいい。
中盤くらいまではタルンダ役と弱点ないときに殴りでクリティカル発生させる要員として結構連れて行った。途中から物理はアイギス・雷は天田・デバフは犬ッコロにその役目を奪われることになる。でも物理に関してはクリティカル出やすい順平がもしかしたら最強ってことあったりする?どうなんだ!?
男性陣はコミュがない、って知ってかなりびっくりしたんだけど、リンクエピソードというコミュのようなものがコミュの無い味方にはあるらしくて、そちらで色々補完いただけた。女主人公じゃないとコミュないの寂しいよ~。
まぁリンクエピソードの印象はそんなにないんだけど(なんで書いたんですか?)、海のナンパのくだりと監視カメラのくだりはよかったね。不器用ボーイの一面を見れて。
なんで美鶴ッチとくっつかないんだろう。めちゃくちゃ互いに理解してて仲良さそうで賢さも似たような感じなのにな。主人公を除いたらコイツしかまともな理解者いなさそうじゃない?
あと女学生に大人気という描写が多数あるけど別に風花もユカリッチもそういう素振りや気配が一切ないのおもろいかも。あったら恋人になりにくいからそういうふうに描く必要はないんだろうけど、別媒体ではそういう表現あってもよさそう。あんまり想像できないか…(ユカリッチは元々人気者側でよく知らない他人に憧れるみたいなのが希薄そう、風花もあんまり自分を出したがるわけでもないからよく知らないひとに憧れなさそう…)。まぁなんか真面目だけど変な人だから寮生からはそういう風に感じられないのかもね。
今写真見たら明彦の写真はこれ↑しかなかった。哀れ。
★天田
名前の「乾」を「ケン」と読むのを今知った。子供である彼を誰も下の名前で呼ばない謎の距離感。
バトル性能が高く、雷・光の2属性持ち、特性(なんか一緒にテレビみたり本読んだりしたら身につくキャラ固有効果)で毎ターンSP回復するので継戦に強い。前述のとおり、探索はSPの管理が厳しい設計になっているので、勝手に回復するようになるのは主人公以外においてはとてつもなく便利。
問題は、これはもうほんとにずっとX(旧Twitter)で言ってるんだけど、マジで声が大変そう。10代後半のような響きになったり、5才児くらいの甲高さ?になったり(かなりマサオくんみたいになる)、進化ペルソナ召喚時の「カーラネリ!」がかなり苦しそう。首絞められてる。
あと探索に連れて行くからめちゃくちゃ耳にするんだけど、敵を倒したら結構な頻度で「みんなで倒すと気持ちいいですね!」みたいなことを言う。どゆこと?ソロでの討伐は気持ちよくない(詭弁)?みんなで倒さないと気持ちよくなれない(詭弁)?
まぁそんなことはおいといて…。
子供すぎてなかなかちょっとやっぱり好きになれないキャラクターだったなぁ~…。
母をぶっ殺した荒垣をぶっ殺したいです!←いい意気込みだね(このチーム内随一の不和要素ではあるけど)
死にそうになったけど荒垣に庇われて応援されちゃいました…頑張りやす!←そうですか…
なんか…おれ関係ないんだよな…。そりゃお母さん殺されたの可哀想だし、その遠因になったシャドウ全部ぶっ殺したいです…になるのもわかるんだけど…。
それよか勉強とか運動とかゲームとか頑張りなって…子供なんだから…。
この子の作中における成長要素みたいなのにあんまり感動を覚えなかったんだけど、子供は成長するものだから、って認識があるからそこまでだったのかな…。
最初から割りといい子だったから、なんか面白みも欲しかったかもね。
(戦闘面は本当に気に入っていますよ!逆平かも)(順平の逆、って意味です)
★コロマル
コロちゃんかわいかったねぇ。
バトル性能が非常に高く、火・闇の2属性カバー、単体攻防速デバフ、全員物理魔法2倍テウルギアもち、開幕全体速度デバフのどれもが非常に便利。ボスでも探索でも活躍できる犬畜生の鑑。
もちろん犬ッコロなので喋れず、探索中はパーティ内に翻訳機能搭載兵器アイギスがいないことも余裕で想定されるため、異常共感能力を持つ風花が全て代弁してくれる。
まぁ犬なのでそこまでいっぱいエピソードがあるわけじゃない。「流石に完全な獣は難しかったかもしれない」と反省した制作サイドは次回作では獣要素を名前以外排除しました…。
★アイギス
なんか、愛かも…
なんか作中の年末に綾時と戦ってぶっ壊れてから帰ってきてから「~~であります」とか言わないようになって四捨五入してニンゲンそのものじゃんみたいな存在になっちゃって魅力3割減じゃん!などと思いつつ、「1周目は一途プレイだよね」という常識を覆すまさかの恋人化…
おれこの子のこと大好きなのかも…(圧倒的スクショ枚数)。
なんかアイギスの普通の顔ちょっと物悲しそうじゃない?いやそうでもないかも。
納得し難いポイントに急にニンゲン化しすぎだろって書こうと思ったけど可愛いから赦しちゃったね。仕方ない。
戦闘面もなんか強いんか弱いんかわからんまま勝手に気に入って連れ回しまくった。バッファーであり、物理特化なのでクリティカルチャンスあり、という点で長期戦やボス戦に強かったかも。多分。
ボス戦で「まぁヒーラー要るよな」「バッファーも要るよな」という流れでゆかりと共に参戦する機会が多かったけど2人とも雷弱点なのでマハジオンガでもう、ダブル・オドロキですよね。
毎回雷回避率を上げるのを両名とも忘れたまま起用して敵の攻撃回数をイタズラに増やした記憶がある。そんなんでもゲームオーバーにはなりようがなかったからほんとに稼ぎすぎてたね…。
あとテウルギアのオルギアモードが絶妙に使いづらいのもおもろかった。
強攻撃してから操作不能モードに突入して、3ターンくらい「通常攻撃」「攻撃スキル」を適当に使ってくれて、その後1ターン?行動不能のオーバーヒート状態になる。
適切にその時一番ダメージ期待値の高い(威力の高い)攻撃をしてくれるわけじゃないので、せっかくテウルギアゲージを使い果たしたのに通常攻撃を3回くらいペシペシやって終わることも稀にあるかも。少なくとも、3回中2回通常攻撃が発生したことがあった。
もう一つのテウルギアは普通にシンプルな強攻撃なので終盤は結局そればっかり使ってた。オルギアモードもかっこいいんだけどね。羽生えるし。
ストーリーの最後で、泣かないで…になっちゃったね。
泣く機能なんていつの間に搭載されてたんだ…(冷静)。
主人公はエンディング後も普通に生きてて、元気にアイギスとかと過ごしてほしいよ。
あなたを守る!!!ってアイギスあんなに健気に頑張ってたんだから応えてあげなよね…。
いっぱいその辺でデートとかしまくってほしいし、なんか技術が発達しまくってニンゲン的機能とかいっぱい増設しておててとか繋いでてほしい。
以下は微不満ポイント。アイギスコミュの恋人デートのくだりでアイギスの部屋に行くんだけどマジで部屋に弾薬と回復?充電?ポッドみたいなのしかなくて、そこはまぁ兵器だからもちろん納得できるんだけどアイギスが「こんな部屋でごめんなさい」「これを普通だと思ってたのが恥ずかしいんですが」みたいなこと言い始めたのがちょっと謎だった(セリフは細部違うかも)。感性ごと記憶喪失してる?
ニンゲン的感受性とか道徳観とか愛情とかを知ったにしてもそういう羞恥心を得ることはあるのか…?
まぁでも「ニンゲンだったらこう思うよな」っていう心が湧き上がってきてるんならそう思うかな…?じゃあもうクブクリン・ニンゲンじゃないか。
まぁ可愛いし、いいか。エピソードアイギスやりたいな。DLCで追加されないかな~~。
残りの内容は後編で書こうっと。エリザベスの写真いっぱい貼り付けるね。